かえさる講師の北川晃将です。今回はシリーズ第4弾、「管理者の言葉」と「支援者の言葉」について記事にしました。
介護現場では、毎日たくさんの言葉が使われています。
その中でも特に大きな影響を持つのが、リーダー(管理職)の言葉です。
毎日の現場の空気は「ルール」だけではなく、日々交わされる言葉によって作られていくからです。
今回の記事は、次のような方に向けに書いてみました。
・リーダーの立場にいる
・職員指導で悩んでいる
・現場を守りたい
忙しい現場を守ろうとしているからこそ、知らないうちにスタッフを「管理する言葉」が増えてしまうことがあります。
今回は、そのことについて一緒に考えてみましょう。
また、第1回〜第3回の記事をまだ読まれていない方は、こちらからご覧ください。
管理する言葉
介護現場では、事故を防ぐことが求められます。
・転倒や怪我
・苦情・クレームの予防
・利用者同士のトラブル. etc
その責任を背負う立場ほど、「管理する言葉」が増えやすくなります。
たとえば…

それはやらないでください。
ルール違反です。

ちゃんと見守りをしてください。
記録もしっかり残してください。

時間・締め切り厳守です。
早くしてください。
もちろん、悪気があるわけではありません。
その言葉の裏には「現場を守りたい!」という必死な気持ちから出てきた言葉だと思うのです。
言葉は現場の空気に
管理する言葉が増えていくと、現場には少しずつ緊張感が広がっていきます。
すると職員も…

前も怒られたから、注意されないように不要なことはしないでおこう

ミスや事故が起こらないように、リスクがある企画はやめておこう
そんな状態になっていくことがあります。
その結果、利用者様の「やりたい」よりも、現場の「困らない」が優先されやすくなっていきます。
支援する言葉
一方で、支援する言葉があります。

難しいと思うなら、一緒にやってみましょうか?

こっちの方が、職員も利用者様も安心して動けるかも知れませんね。
どう思いますか?

何かできることある?
一緒にやりますよ。
支援する言葉は、相手の行動を無理に動かすのではなく、相手の気持ちや意思を確認するために使われます。
つまり、
「その人を理解しようとするための言葉」です。
管理が悪いわけではない
ここで誤解してほしくないことがあります。
管理そのものが悪いわけではありません。
管理が無ければ、現場は混乱します。
・安全管理
・リスク管理
・労務管理
どれも、組織を運営していく上でとても大切です。
ただ、管理だけが強くなると、現場から「人」が見えにくくなることがあります。
だからこそ必要なのが、支援の視点です。
リーダーの言葉は、現場文化に
管理者やリーダーの言葉は、想像以上に現場へ影響します。
管理者がいつも焦っていると、現場も焦ります。
管理者が強い言葉を使うと、現場も強い言葉になっていきます。
逆に、
・職員を尊重する
・話をしっかり聴く
・否定から入らない
そんな言動が増えると、現場の空気も少しずつイイ方向に変わっていきます。
最後に
現場を守ろうとする人ほど、責任を強く感じています。
・事故を起こさない!
・利用者様を守ろう!
・職員を守ろう!
その重圧の中で、「管理する言葉」が増えてしまうことは、ひょっとしたら自然なことなのかもしれません。
それでも、リーダーが現場の職員と
・どう関わるか
・どう伝えるか
・どんな空気にしていくか
それによって、同じ介護でも、現場は大きく変わります。
言葉は、職員同士の関係性にも影響していき、結果的に利用者様のケアになって届きます。
だからこそ、管理するためだけではなく、支援するための言葉も、現場に増やしていけたらと思います。
おまけ
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「忙しくて研修どころじゃない」
その気持ち、よくわかります。だからこそ、現場を知る私たちが、あなたの事業所に伺います。
一緒に、明日からできることを考えましょう。





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