解答のない問題

かえさる
かえさる

こんにちは、合同会社まるくすの北川晃将てるまさです。

今回の投稿は「哲学する介護福祉士」の視点から、私たちの身の回りにある「介護」の本質について探求していきたいと思います。

もし良かったら、ブログ記事をお読みいただき、一緒に考えていただければ嬉しく思います。

「哲学する介護福祉士」については下記のInstagramをご参照くださいませ↓

介護とは何か?

『完全図解 新しい介護』という書籍で、大田仁史先生と三好春樹先生は「介護とは考える杖である」と表現されています。

完全図解 新しい介護
出典:講談社「完全図解 新しい介護」

この表現には、「介護の本質には哲学が含まれている」と示唆しているな…と感じます。

介護とひと言で言いましても、介護を行う人や、受ける人、そして関わりのない人まで、多様な視点が交錯する場こそが「介護」の舞台になるのではないでしょうか。

かえさるの「介護」

私たちにとっての介護は「道」そのものです。

介護は、すべての人が平等に通ることができる道で、その過程では多種多様な人々がそれぞれの荷物を持ちながら、それぞれの目的地へ向かって進んでいるのだと考えています。

荷物が多すぎて困っている人もいるでしょう。

大きな川を前に、向こう岸に渡れずに途方に暮れている人もいるかも知れません。

道に迷って地図を確認している人もいます。

介護を提供する側の人間としては、困っている人に寄り添い、何が最善の助けとなるかを常に考えることが求められます。

中には、助けを必要としていない人もいることもあるでしょう。

介護の「道」

日本には、古くから「道(どう)」という概念が存在し、柔道、剣道、茶道、華道など、様々な分野でその精神が息づいています。

これらの「道」は、生き方そのものを象徴していると感じます。

同様に、先にも書いた通り介護にも「介護道」と呼べる考え方が存在してもいいのではないでしょうか。

これは、支援や介護技術のみを指すのではなく、提供する側と受ける側が共に影響し合いながら、互いに学び合い、支え合う生活の哲学と言ってもいいと思います。

私たち介護福祉士は、この「介護道」を日々の業務において意識し、実践しています。日々の実践は私たち自身の成長にも幸福感にも繋がりますので、結果としてより大きな影響力が出てくるのではないでしょうか。

私たちの介護は、仕事や業務だけではなく、一つの生き方としての追求でもあるのです。

最後に

あなたにとって介護はどのような意味を持ちますか?

みつめ
みつめ

私たちの「かえさる」の介護観についてどのように感じましたでしょうか?

このブログを通じて、皆さんと一緒に介護の意味を再考し、それぞれが感じる「介護の道」を探る旅を楽しめたらと思います。

もし良かったらコメントやメッセージで、あなたの「介護」を共有してくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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