超特化型機能訓練と1日の流れ

DS:ゆめのしっぽ
DS:ゆめのしっぽお知らせ

こんにちは。
ゆめのしっぽの管理者で、むにゃの飼い主でもある北川晃将てるまさです。

今回は、DSゆめのしっぽの1日の流れと超特化型機機能訓練及び活動内容を紹介いたします。

時間割は下記の通りです。

ゆめのしっぽの時間割

ゆめのしっぽの午前

ゆめのしっぽに到着。
ゆっくり過ごしていただいた後、健康チェックを行います。

看護師が常に配置されていますので、体温や血圧などを確認しながら、安心して「ゆめのしっぽ」で過ごしていただけるような体制をとっています。

看護師
看護師

嬉しいことも、心配していることも気軽に職員にお話くださいね。

ゆめのしっぽの個別計画書

「ゆめのしっぽ」では、サービス利用いただく前に、ご利用者様の生活歴や現在の生活等を丁寧にヒヤリングいたします。

そこから見えてくる課題や目標を計画書で見える化して、ご利用者やご家族はもちろんですが、担当ケアマネジャーや「ゆめのしっぽ」の職員と共有して支援に努めます。

特に大事にしているのは、ご本人の「夢(=具体的な目標)」を明記することです。

チーム全員で同じ方向を向いて支援することを大切にしています。

次に、「ゆめのしっぽ」の超特化型機能訓練について簡単にご説明します。

個別機能訓練【からだ】

個別の機能訓練では、一人ひとりの目標に合わせた機能訓練を行います。

主に、身体に働きかける訓練になります。

今まで生活してこられた環境や身体の大きさ、疾患や介護の度合いも一人として同じ方がいないからこそ、個別の支援が大切だと考えています。

そして、ゆめのしっぽには理学療法士が常駐しています。

必要に応じて、時には助言、時にはマンツーマンで身体の機能訓練を実施いたします。

個別機能訓練【あたま】

加齢ともに、身体や頭の機能が衰えていくことは自然なことです。

だからこそ、認知機能を訓練することが大切かと考えています。

あたまの機能訓練では、前頭前野ぜんとうぜんやを意識的に使う訓練を準備しています。

前頭前野を使うと、全脳が活性化していくと脳医学者の研究で明らかになってきていますので、重点的に前頭前野を鍛えていただきます。

「ゆめのしっぽ」では、音読や計算、パズルを用いた個別対応の学習時間を通して、訓練を行なっていただきます。

代表:北川
代表:北川

『しっぽ塾』と言います。

集団体操

ゆめのしっぽは、マシーンを使わないというスタイルで機能訓練を行なっています。

理由は以下の通りです。

・待ち時間が発生する
・マシンを使うことが目的化しがち
・動作トレーニングに繋がりにくい

特に、3つの目の「動作のトレーニングに繋がりにくい」という点を重視しています。

ご存知の通り、人間は生活の中で複雑な「みのこなし」をしています。

筋肉だけでも、骨や関節だけでもなく、頭も身体も連携し合って、日常の生活を送っているわけですね。

例えば、お出かけをする時に靴を履く動作を1つとってみても、分解してみると複雑なことを同時にやっていることがわかりますが、これが日常的に行われています。

集団体操では、それら「身のこなし」に着目した体操を行います。

理学療法士
理学療法士

体操は、身体のスペシャリストである私たち理学療法士が監修しています。

口腔ケア

食前に、食べる準備をする「口腔体操」を実施する通所介護事業所(デイサービス)は多いと思いますが、ゆめのしっぽでは食前の体操に加え「食後誤嚥ごえん」を予防する食後の体操も実施しています。

誤嚥ごえん
飲み込んだ食べ物や唾液などが、食道ではなく気道(気管)に入ってしまうこと

はみがき、うがい等の口腔ケアも大切な時間です。

ゆめのしっぽの午後

午後からも、ゆめのしっぽの超特化型機能訓練は続きます。

平行棒体操

午後からは、平行棒で立ったまま行う体操プログラムがあります。

職員
職員

座ったままでも参加いただけます。

転倒を予防する目的で行う体操です。

午後の頭の体操

午後のあたまの体操は、午前とは打って変わって身体を動かしながら行います。

脳を適度に混乱させて、認知機能、特に運動を司る場所を刺激するあたまの体操を行います。

具体的には、左右で違う動作をしてみたり、普段はしない「同時に色々する」プログラムを用意しています。

失敗しても楽しく、笑い声が室内に響くプログラムです。

職員
職員

私たち職員も、一緒に失敗しながら楽しませてもらっています。

むにゃりんピック

午後の最後のメニューは「むにゃりんピック」です。

チーム対抗のゲームを行い、全力で楽しんでいただきます。

点数が出て勝敗がハッキリすることで、不思議とまた次もやりたくなるのが、人間の面白いところですね。

今後は、曜日対抗で行なっていく予定をしています。

その他の活動

ここまで紹介したプログラム以外にも色々なことを実施しています。

・屋外不整地歩行訓練
・現地評価
 (実際に行きたい場所の評価)

生活リハビリは、専門職である各職員が工夫してサービスを提供していますが、DSゆめのしっぽの事業所内だけで完結することはありません。

各ご利用者様の実際の生活に活きてこそだと考えております。

見学・相談・体験のご案内

DSゆめのしっぽの超特化型機能訓練は、次のような方にお勧めです。

最近、物忘れが激しくてね。

認知症になるのが怖い!

リハビリしたいけど
半日では物足りない…

また、お昼ご飯は食べてから帰りたいという方も、楽しくコミュニケーションをとりながらゆめのしっぽで過ごしていただけるかと思います。

見学や相談・体験利用も随時受け付けておりますので、気になる方は下記からお問い合わせくださいませ。

\ 気軽にお問い合わせください /

電話受付時間
月〜金の 8:30 ~ 17:30

代表:北川
代表:北川

メールでのお問い合わせは、24時間受け付けています。

私たちはお一人おひとりの夢(具体的な目標)をしっかりとサポートしてまいります。

快護かいごが大好きで立ち上げた通所介護施設「DSゆめのしっぽ」。

沢山の笑顔に出会えますようにと願いを込めて、今後も職員一同歩んでいきたいと思います。

その歩みが皆さんにとっての大きな一歩となりますように。

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